頭皮ニキビの治し方、原因から治療法、改善までの5つのポイント
2015/12/23
頭皮にニキビができたと気づく瞬間
髪をとかしたり、アレンジヘアをしているときに、ある日突然頭の異変に気づくことがあります。
それは手があたたっときに頭皮に大きなニキビができてしまっていた時です。
大抵そんな時は爪で無理やり潰したりしていますよね(笑)
実は頭皮は非常に皮脂腺が多く、毛穴に皮脂がたまり顔の皮膚よりもニキビが出来やすい環境なのです。
現代は多くの人が毎日のようにシャンプーをし、使うシャンプー剤によっては頭皮の乾燥を促進させニキビが出来やすい状況を作り出していることもあります。それらが毛穴につまりニキビになることもあるのです。
しかしこうしたニキビを改善しようとして顔専用のアクネケア製品を添付しても頭皮ニキビは一向に改善されません。
それは頭皮の厚さが顔の皮膚よりも分厚く、アクネケア成分が頭皮の奥まで届かないからなのです。では意外に奥が深い頭皮ニキビの治し方について詳しく考えてみましょう。
頭皮にニキビができる原因
毛穴のつまり
頭皮ニキビは、まさしく頭皮に出来るニキビのことで、生産のメカニズムは顔や背中に出来るニキビと同様の原因が多いとされています。
ただ、環境的に頭皮は毛穴が密集しており、汗と共に脂の分泌があり、毛穴に汚れもつまり易いです。
したがって、代謝により頭皮の不必要となった皮が脂と結合して皮脂化すると、その皮脂が毛穴を塞ぎ、毛穴の中でアクネ菌が増殖し膿をつくり、ニキビ化します。
例えば、代謝が活発化する深夜に深酒や仕事をしておれば、代謝のサイクルが悪くなり、ニキビが出来やすくなることがあります。
過剰なストレスの蓄積
さらに、仕事や生活の中でのストレスもニキビの原因となります。
人間はストレスを感じるとホルモンバランスが乱れ皮脂を過剰に分泌させます。
その仕組みはこの後に詳しく解説していますが、ストレスも間接的な原因となっている事は間違いのない事実です。
直接的な原因は他にもあり、洗髪方法でも頭皮ニキビが出来る原因となることがあります。
シャンプー剤やリンスの影響
まずは、シャンプー剤やリンスなどの成分です。
界面活性剤や強い洗浄成分の配合された、シャンプーやリンスを使用し続けていると、自然界の汚れやウイルスなどからの悪影響をダイレクトに受けやすくなるので、頭皮ニキビが出来る原因となります。
シャンプーで皮脂を強力に取り除かれた頭皮は、人間が持つ防衛本能により、頭皮を守ろうと皮脂分泌に一気に歯車が回り、再び皮脂に過剰な分泌を促してしまう結果となるのです。
これにより、過剰分泌した皮脂は時間の経過とともに酸化し始め、汗や汚れが毛穴を塞ぐと毛穴の中で膿み、周りが炎症を起こすことで頭皮ニキビが悪化します。
こうなると、悪循環となり、ますます頭皮ニキビが酷くなります。頭皮ニキビは無理に潰すと、毛穴からウイルスや汚れを進入させることになりますので、頭皮ケアで正常な頭皮環境に戻し、徐々に改善させる方法が好ましいです。
方法としては、界面活性剤の入っていない無添加なアミノ酸系のシャンプーを使用することです。
アミノ酸系シャンプーで洗髪を行った後、良質なリンスで保湿を行い、しばらく頭皮になじませてからしっかりと流すことが良いでしょう。
ただし、リンスが毛穴に残らないようにしっかりと流すことが大切です。
頭皮ニキビの治療法
治療の方法はさまざまですが、まずは頭皮ニキビが出てしまう原因をしっかりと突き止める必要があります。
皮膚科では、外用薬のステロイド剤や内服薬の抗ヒスタミン剤を処方されます。
頭皮の化膿が酷く、外用薬の治療では困難な場合には、美容皮膚科などで使うレーザーを使って治療をすることもあります。
頭皮は顔に比べると毛穴の数が多く、また密集しています。分泌される皮脂の量も顔より多いので、顔がよくベタつく人は頭皮ニキビになりやすりので注意が必要です。
また、どうしても髪の毛があるため、通常の軟膏やクリームを塗りにくいという欠点があります。
そのため、ローションやゲルタイプの薬が使われることが多くあります。では、具体的にどのような薬が使われているのか見てみましょう。
まず、ニキビの原因になっているアクネ菌を殺菌するための薬。
いわゆる抗生剤があげられます。抗生剤には内服薬も外用薬もあり、市販の抗生剤もあります。
内服薬ではルリッド錠やクラリス錠などが用いられ、外用薬ではダラシンTローションやアクアチムローションといった塗りやすい剤形の外用剤が比較的良く用いられます。
次に、ディフェリンゲル。アダパレンという成分が含まれています。
肌のターンオーバーが低下し角質が厚くなるとそれが毛穴を閉塞し、ニキビの原因のひとつとなります。このディフェリンゲルは、その角質を薄くすることでニキビが出来にくい肌にする薬なのです。
これらの薬は併用される場合と、単剤で使用される場合があります。併用する場合、ローション剤を先に塗布し、ディフェリンゲルを重ね塗りすることが多いでしょう。
頭皮ニキビを効果的に改善するには?
生活習慣の見直し
頭皮ニキビは主に生活習慣の乱れが原因で出来やすくなります。
不規則な生活や食生活の乱れなどで生活習慣が乱れると、体内の男性ホルモンが過剰に分泌されることにより体内のホルモンバランスが乱れます。
男性ホルモンは毛穴の中の皮脂腺を刺激するので、男性ホルモンが過剰に分泌されると皮脂の分泌量が増えます。過剰に分泌された皮脂は古い角質と一緒に毛穴の中に溜まってしまい、そこにアクネ菌が繁殖するとニキビができてしまいます。
頭皮ニキビの改善には、まず原因になっている生活習慣を改善する必要があります。早寝早起きを心がけ、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように規則正しい生活をおくるのが大切になります。
ニキビが出来にくい食生活とは
また食事は栄養のバランスのとれた食事をし、食べ過ぎたり飲みすぎたりしないようにすることが大切になります。またストレスも頭皮ニキビの原因になるのでなるべくストレスを溜めないことが大切になります。
毛穴のつまりや皮脂の過剰な分泌を抑える事が出来るとされている
下記の栄養素を効率よく摂取すると、ニキビができにくい体質になることが期待されます。
ニキビのできにくい肌を実現してくれる栄養素は、
主にビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEの4種類が代表的です。日々の食生活に、こうした美肌ビタミンを含む食事を取り入れるだけでも、予防ケアとしては大きな前進。美しい肌を取り戻すための第一歩として、まずは普段の食生活から改善していきませんか?
引用:ニキビ研究所×相澤皮フ科クリニック「ニキビを予防できる食事」より
頭皮ニキビ改善におすすめの栄養素と食べ物
- ・ビタミンA
- 効果:地肌のターンオーバー(新陳代謝)の正常化
身近な食べ物:ホウレン草、鶏のレバー - ・ビタミンB群
- ビタミンB2、ビタミンB6類
効果:アクネ菌の餌となる「皮脂」を減らす
身近な食べ物:にんにく、豚のレバー、ゴマ - ・ビタミンC
- 効果:コラーゲン生成を助け、傷ついた細胞を回復
身近な食べ物:ブロッコリー、水菜、芽キャベツ、パプリカ - ・ビタミンE
- 効果:ホルモンバランスを整え、毛穴のつまりを防ぐ
身近な食べ物:パプリカ、タラコ、いくら、アーモンド
上記は比較的どこでも手に入れることができ、調理も簡単な食材ばかりなので是非日々の献立に取り入れて行きたいものです。
頭皮ニキビを起こさない、上手なストレス発散方法
ストレスの要因となるものは人それぞれで、はっきりと形が見えるという訳ではありません。したがってその解消法にも幾つかに分かれます。
しかし、そのために喫煙をしたりアルコールの量を増やすという行為はニキビの原因で触れたように帰って皮脂分泌を増やす原因となり逆効果です。
ここで厚生労働省の「ストレスと付き合う方法」にある、代表的なストレス解消法をご紹介します。
なんだそんなものかと思われるかもしれませんが、こういった「溜め込まずに発散させる」というのが実は一番効果があります。
これらを心がける事により日常生活のストレスが大幅に減っていくのが実感できるはずです。
- ①リラクゼーション
- 腹式呼吸やヨガなどによるリラックス
- ②ストレッチ
- 同じ姿勢の継続や運動不足をによる筋肉の収縮をほぐす
血行の流れを良くし、気分転換にも - ③適度な運動
- バス停の数を1駅減らしたり、階段をつかうのも効果あり
- ④快適な睡眠
- 仕事中の15分程度の昼寝も効率をアップさせます
- ⑤友人との交流や相談
- 仕事などの不安やイライラは、人に話すことによって解消できます。
- ⑥積極的に笑う
- 笑うことは免疫力を高める事が科学的にも実証されています。
- ⑦自分だけの趣味を積極的に持つ
- 仕事から離れた自分の時間を持つこともストレス解消には必要
正しい洗髪、シャンプー方法の実践
そもそも、この症状の一番の原因に挙げられるのは、シャンプー時の洗い残しです。
シャンプーの質を疑う方も多いようですが、まずは、しっかりと洗った後に洗い残しがないか、念入りにお湯で洗い流すことが肝心です。
これでも症状が改善されなければ、次に疑うのは洗い方です。気持ちがいいから、洗った気がするからといって、爪を立ててゴシゴシと頭皮をかきむしるように洗っていることが原因かもしれません。
子供のころから、髪を洗うというよりも頭皮をかきむしるようにシャンプーしてきた方は、この機会に洗い方を見直してみましょう。
頭皮は髪の毛におおわれており、体のほかの場所と比べて皮質や湿気が多い部分です。
肌が傷つきやすい場所でもありますから、髪の毛を丹念に洗うことに意識を集中して、頭皮は優しくマッサージをするように洗いましょう。
洗い過ぎによる頭皮の乾燥に注意
頭皮ニキビは、きっと頭皮の皮脂が原因だと考えて、1日に2度も3度もシャンプーをする人がいますが、まったくの逆効果です。
頭皮の皮脂は非常に重要で、これがなければ頭皮が乾燥し、毛髪をしっかりと押さえておけません。
必要な皮脂まで洗い流してしまうと、次の皮脂を大量に分泌して補おうとします。
それをまた、洗浄力の強いシャンプーなどで皮脂を落とす・・・。
その繰り返しで、頭皮が乾燥してしまいます。
顔と同様、十分な皮脂がないせいで頭皮ニキビができやすくなりますから、髪の毛の汚れを落とすだけのシンプルなシャンプーだけでよいのです。
また、よくコマーシャルで観るような毛穴のつまりを気にする人もいます。
毎日シャンプーすることで頭皮を清潔に保っていれば、それほど問題ありません。
頭皮ニキビに治療法は、実は洗い方や洗浄方法を適切にするだけで十分効果がありますから、まずはその点を改善してみましょう。
頭皮ニキビの治し方のまとめ
頭皮ニキビの原因にはいろいろありますが、大抵の理由はシャンプーの方法や頻度です。
これでもかといわんばかりに1日に何度もシャンプーをする人がいますが、これが頭皮ニキビの原因になっていることが多いのです。
また、殺菌力や洗浄力が強いシャンプーで洗い流してしまうと、一時的でも頭皮が乾燥します。
皮脂が分泌されるまで時間がかかりますから、その間はカサカサに乾燥し、炎症を起こします。
頭皮ニキビの対策だと思って過剰にシャンプーしてしまい、さらに悪化させてしまうパターンです。
このような悪循環をやめてしまえば、症状はほとんどなくなるはずです。
ひとによっては体質で皮脂が過剰に出ることがありますが、その時でもあまり殺菌力や洗浄力が強いものを使い続けると皮脂が大量に分泌されて、フケの原因になりますから気をつけましょう。
整髪料の多くは、毛穴を詰まらせる原因になるものが多いので、使用を止めれば頭皮ニキビも改善されます。基本的に、頭皮のニキビには薬が必要なのではなく、原因を取り除くことが一番の対策です。
しつこいニキビを早く治したい方に
こうした場合に頭皮ニキビケアに特化したルプアクアという
ローションを用いるのがオススメです。
このローションに含まる超低分子ヒアルロン酸が頭皮を潤すことによって、
頭皮のターンオーバーを促進し、ニキビ自体ができにくい環境を整えます。
またルプアクアには頭皮に張りをもたらすレモングラス、セージ、ゴボウ根など
天然成分がたくさん配合されており、顔のタルミの抑制にも繋がります。
ルプアクアは今なら初回43パーセントオフで購入可能。
また60日間返金保証がついているので、安心して試してみることができます。
気になった方はまず、実際に使用した方の話をご覧になられてみてください。
頭皮からニキビがなくなると、正常な発毛や育毛も促進されます。
するとカラーリングやパーマなど好きなヘアアレンジも楽しむことができ
おしゃれの幅が広がるのは言うまでもありません。
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