女子力が2割上がる、ヘアカラー色の選び方と自分で染めるコツ
2018/11/05
いよいよ春到来!
女性は衣替えとともにおしゃれにも気合が入る季節になりました!
そんな時、気をつけたいのがヘアカラーの色選び。
「後ろ姿美人」という言葉があるように、人はすれ違ったりしたときに、その人の醸し出す雰囲気にハッとさせられる時があります。
そんな時まず視線がいくのが「髪」
ツヤツヤでふんわりとしたヘアースタイルは見ていてとても心地よく、ある意味言葉以上のイメージを相手に与える力があります。
でも、肝心のヘアカラーが自分に合っていなかったり、ムラムラで上手に染まっていなかったりしたら、周囲の反応は引き潮の如くです。
巷でも
「染まりすぎて金髪になってしまった」
「遠くから見ると、「ハゲて見えるよ」と言われた」
「せっかく染めたのに、なんだか顔色が悪く見えてしまう」
なんて失敗談を耳にします。
わたしが会社勤めをしていた頃、取り扱うヘアケア関連商品の実習会で、ヘアカラーの染め方を学んだことがあります。
その時、講師できていたプロのヘアメイクさんが言うには、おしゃれ染め失敗のほとんどは、ヘアカラーの選び方が7割で、残りの3割は染め方に原因があるのだそうです。
とはいえ、専門的な知識のないわたしたちが、どうやったらイメージ通りの色を選ぶ事ができるのでしょうか?
そこで、当時の資料や直接講師の方に聞いた内容をもとに、ヘアカラー選びに役立つ情報と染め方のコツをまとめてみました。
自分の良いところを引き出し、より輝けるようなセルフプロデュースができれば、女子力がアップするのは間違いないでしょう。
誰もが振り向く魔法のようなヘアカラーを、ぜひ手に入れてくださいね!
目次
ヘアカラーリング剤の種類と特徴
まず、はじめて髪を染めるという人のために一般に販売されているカラーリング剤について紹介します。
公式のHPによると、カラーリング剤の種類は薬事法の区分により「医薬部外品」と「化粧品」
の2つに大きく分けられています。
そこから更に細かい分類があるのですが、その中でもおしゃれ染めに関係しているのは永久染毛剤である「ヘアカラー」と半永久染毛料である「ヘアマニキュアやトリートメント」です。
ですので今回はこの2つについて詳しく説明します。
・永久染毛剤(ヘアカラー)とは?
ヘアカラーは酸化染毛剤によって髪の内側から色を変えてしまうものです。
薬剤に含まれるアルカリが髪を内部から膨張させ、過酸化水素が髪の色を脱色し、なりたい色のカラーに酸化させて髪の色味を定着させます。
そのため、一度染めたところは黒髪に戻ることはありません。
市販されているものにはクリーム・乳液・液状・エアゾール・泡・粉末などさまざまなタイプがありますが、基本的に1液と2液を混ぜるものが一般的です。
また、ヘアカラーにもおしゃれ染め用と白髪染め用と大きく2つの使い方があり、ふたつの薬液はオキシドールのパーセンテージで色が分けられているので、自分の目的にあったものを選びましょう。
ヘアカラーのメリットは簡単に髪の色をガラッと変えることができ、自分のイメージも髪の色で自由自在にできる事です。
そして髪の色の持ちも、脱色させて、色を染めるという2つを同時おこなうため、他の染め方に比べ1番長くもちます。(2ヶ月程度)
ただし、時間が経つとヘアカラーの色味が抜けてしまい、ブリーチされた所だけが残るので、本来自分の髪の持っている色素が出てきて髪の色が赤くなったり黄色っぽくなったりする事があります。
髪の傷みも起こりやすいので、毎日のシャンプーやトリートメントによるこまめなお手入れが必要になってきます。
・半永久染毛料(ヘアマニキュア)とは?
ヘアマニキュアは髪の表面をコーティングする膜に色がついたものです。
髪に与えるダメージは少ないので、「髪を傷めたたくない」「お手入れするのが面倒」という方向けです。
酸性染毛料などを塗った後に熱を加えたり、自分の頭皮の熱で髪を膨張させる事で多価フェノールが空気酸化や鉄イオンで黒色の色素を作ります。
実際には髪の表面の内部にまで色がつきますが、1ヶ月もすると退色してきます。トリートメントではもっと短く1~2週間しか持ちません。
髪には優しく傷みにくいというメリットがある反面、ヘアカラーと違い、髪を脱色する事がないので黒または黒に近い色しか染まる事ができません。
爪にネイルを塗るような感じでイメージして頂くと解りやすいと思います。黒い爪の上に色を塗ってもあまり変化は見られませんよね。
したがってこれひとつでイメージを変えれるほど明るい色にはできないと言えますが、ちょっとしたパーティーや記念日に、少しだけ雰囲気を変えてみたい…新しい色味を短期間試してみたいといった場合には最適だと思います。
ヘアマニキュアの上手な使い方
ヘアマニキュアは使い方によってはヘアカラーの弱点を補える便利なアイテムになります。
例えば、ハイカラー(明度の高いヘアカラー)では青系の色味が出にくく、赤系、ピンク系は落ちやすいのですが、ヘアカラーの上から同色系のヘアマニキュアを載せることによって発色が良くなり、色も長持ちします。
その名のとおり、マニキュアのような働きをしてくれるんですね。
自分にあったヘアカラーの見つけ方、3つのポイント
さて、カラーリング剤の種類を知ったところで、早速ここからは自分にあったヘアカラーの色を探す方法についてお話ししていきます。
先程も申し上げたように、おしゃれ染め成功の大部分は、この段階が占めていると言っても過言ではありません。
では、どうすれば良いのかというと、以下の3つがポイントになってきます。
- カラーチャートの正しい見方を知る
- パーソナルカラーに合わせる
- 見せたい自分で色を探す
それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。
その1.カラーチャートの正しい見方を知る
カラーチャートはメーカーによって様々なものがあり、どれを参考にしたらよいか迷う方が多いです。
カラーチャートの見本:参照URL:http://www.napla.co.jp/wp-content/uploads/2015/08/NASEED-gray-chart.jpg
実はカラーチャートにはナチュラル系、アッシュ系など基本の色味がある程度決まっていて、そこにブラウンやブルーなどのオリジナルのカラーをプラスしています。
したがってチャートを見るときは、基本の色味の特徴を知っておくことが必要です。
そうすることで、雑誌などのモデルさんの髪がどのような色で染められているかが、さらにイメージしやすくなり、自分でヘアカラーを購入する際も失敗が少なくなります。
ベーシックカラーの特徴
・ナチュラル系
ブリーチだけに近い感じのナチュラルは色味を入れず自然に明るくする感じです。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/short/bto792/
・ブラウン系
いわゆるこげ茶系で品のある落ち着いた感じに染まります。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/long/cir489/
・アッシュ系
髪の色をグレーっぽくする為、カラー後の髪が黄色くなりやすい人の為に青味を入れています。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/long/zaa310/
・マット
本来髪の持つ赤みを消すために緑が入っています。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/short/zaa274/
・ベージュ
明るい茶色をさしますが、髪の色味を押さえる為に少し青味が入っています。
画像元http://www.beauty-box.jp/style/long/bel629/
・アッシュブラウン
アッシュの青味を入れたブラウン。
髪の黄味を押さえながらくすんだ茶色に。誰にでも似合う色No,1。
画像元http://www.beauty-box.jp/style/short/nor155/
・シナモンベージュ
ベージュに緑を入れて髪の赤みを抑えながら明るい茶色に。
ゆるふわ系の女子に人気です。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/ri768/
・ショコラ
こげ茶に少し赤みを足してツヤ感を出す色合い。
おとなしめな女子にぴったり☆
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/red457/
・カッパー
赤味を前に押し出すように赤を多めに入れた目を引くブラウン。
顔の色が白く見えます。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/short/klip045/
・ピンク
ブラウンに薄くピンク(赤味と青味を混ぜた物)が入っておりふんわりとした髪質が作れ、キュートなイメージになります。
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/lvo217/
明るさを決める、トーンの選び方
髪の色は本来誰でも5トーンと呼ばれる色を基本に、5トーンよりも明るい人は6トーンをベースに、5トーンよりも黒い人は4トーンをベースに考えます。
自分の基本のトーンから、ひとつ明るいものを選ぶだけでも、髪の色が明るく感じるはずなので、慣れていない人は6トーンか7トーンの中から色味を選ぶようするのがおすすめです。
またハイトーン(10トーン以上)を選ぶときは、個人での判断は避けるべきです。美容師さんと相談しながら慎重に選ぶようにしてください。
理由は、ハイトーンは色味が退色しやすいだけでなく、髪の色も抜けやすく、3週間ほど経った後の髪はプラス1トーンほど明るくなってしまいがちだからです。
おしゃれなハイカラーにしたはずが、ただの金髪になってしまった…
というトラブルは上記の原因で起こります。
このような退色を防ぐには、透明のヘアマニキュアを上から施術するか、同様のコーティング系トリートメントを行うのが効果的です。
自宅で行う場合には、カラーの後はしっかりとトリートメントを行い、その上でアウトバストリートメントを毎日つけるようにして対処しましょう。
その2.パーソナルカラーに合わせる
パーソナルカラーとは、本来自分が持っている色が周囲の状況に影響されて
どんな風に見えているのか?を知ることができるものです。
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(肌・髪・瞳・頬・唇など)と雰囲気が調和した色(=似合う色)のことです。 人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。 似合う色を見つける診断のことを「パーソナルカラー診断」と呼びます。
雑誌のモデルさんなどをみて、かわいいなーなんて思っても、そのヘアースタイルやカラーが自分の魅力を引き出してくれるものでなければ、本来の目的は果たせません。
ここでは、肌や瞳など特に目立ちやすい顔のパーツや、季節ごとに似合うヘアカラーをご紹介します。
顔の色で似合う色を探す
顔の色 | おすすめのカラー |
---|---|
普通の色白 | ブラウン・ソフトブラウン・ダークブラウンなどのウォーム系(赤系)ブラウン |
青白い肌 | 茶色・焦げ茶・アッシュ系などのクール系(青系)ブラウン |
黄色い肌 | ダークブラウン・栗色・ゴールデンベージュなどのイエロー系ブラウン |
頬が赤い | アッシュブラウン・ハイブラウンなどくすんだマット系(緑系)ブラウン |
目の色で似合う色を探す
瞳の色 | おすすめのカラー |
---|---|
明るい茶色 | キャラメルブラウン・テラコッタなどの明るい茶色 |
グレーがかった茶色 | ココアブラウン・アッシュブラウンなどのハイトーン |
黄色味がある茶色 | コーヒーブラウン・ゴールドブラウンなどの黄色がかった茶色 |
黒っぽい色 | ダークブラウン・ボルドーブラウンなど暗めの茶色 |
唇の色で似合う色を探す
唇やルージュの色 | おすすめのカラー |
---|---|
ぼんやりとしたピンク | ピンクブラウン・アッシュブラウンなどのくすみ系 |
オレンジよりの赤 | ベージュピンク・セピアブラウンなどのダークなくすみ系 |
黄色よりのピンク | オレンジブラウン・イエローブラウンなどの黄色系 |
青みのあるピンク | アッシュブラウン・ボルドーブラウンなどのダーク系 |
季節で似合う色を探す
季節 | おすすめのカラー |
---|---|
春 | ピンクブラウン・アッシュブラウン・ミルクティブラウンなどの柔らかい色 |
夏 | ゴールドブラウン・マットブラウンなどの黄色系ハイトーン |
秋 | ウォームブラウン・セピアブラウンなどの温かみを出すダーク系 |
冬 | グレージュ・マット系・ボルドー系などのダーク系 ※ダーク系は8トーンくらいまでを指します。 |
その3.見せたい自分で色を探す
実は、カラーによっては顔の大きささえも変えて「見せる」事ができます。
他にも「本当は内気だけど、見た目を元気にしたい」「おっちょこちょいだけど、落ち着いたように見られたい」など、見せたい印象によってカラーを選ぶことも可能です。
・顔を小さく見せたい人
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/ri789/
あまり明るくない色がおすすめです。6トーンから8トーンくらいまでにおさえておきましょう。
どうしても明るくしたいのであれば、顔周りだけ1トーン落とすなどのひと手間で顔をすっきり小顔に見せる事が出来ます。
色味は顔の印象がぼやけない、赤系、アッシュ系、栗色系などを選ぶようにしましょう。
全体的に明るいの髪の色にしてしまうと、顔全体もぼやけて大きく見えてしまいます。
・ショートに似合う色
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/nor135/
ショートは黒髪だと大人っぽく見えますが、髪の色を変えるととたんに元気に、そして若く見えます。
思い切ってハイトーンも冒険できるのがショートのメリットですから、ハイトーンの甘い色系(ピンクやハイブラウン、紅茶色)なんかも女の子らしくて似合います。
・ボブに似合う色
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/mil045/
ボブも軽いボブだとショートと同じような色がおすすめです。
重いボブだと赤系、または一度染めた後に髪の筋を取ってそこだけ違う色を入れるカラーのコントラストを楽しむのもおすすめです。
・おとなしく見せたい人
画像元:http://www.beauty-box.jp/style/medium/ri728/
おとなしく見せたい人は、6トーンから8トーンの栗色、またはショコラブラウン系がおすすめです。
栗色というのはいつも品があるイメージになれます。
注意!髪質で変化しやすい色を知ってトラブル予防
「ちゃんとカラーを確認してから髪を染めた(もらった)のにいつの間にか色が変わっていた…」
という事を経験したことはありませんか?
人によって髪の毛に硬さや太さの違いがあるように、髪には本来自分の持つ色味という物が誰でもあり、同じ色に染めてもすぐに赤みが出る人、黄色くなる人がいます。
そこで髪が赤くなりやすい人と黄色くなりやすい人の特徴をあげておきます。
髪質によるヘアカラーの変色対策として、色の三原色から自分の髪の色に何が足りないか、何を足せばなりたい髪の色になれるかを知っておきましょう。
黄色くなりやすい人とは?
一般的に髪が細く、くせ毛で髪に水分保持力が少ない人は、毛先から黄色くなりやすいです。
赤くなりやすい人とは?
髪が太く、水分保持力が高い人は、赤みが強く、何色に染めても時間が経つとオレンジっぽくなってしまいます。
黄色くなりやすい人は、赤みをプラスした色味を選びようにして黄色味を抑え、赤くなりやすい人は、青系(アッシュ系)を選ぶようにしましょう。
パッチテストについて
家で染める場合は出来る限りは、パッチテストをする事をおすすめします。
ヘアカラーでアレルギーを起こしやすい主な原料は『ジアミン』という成分で、殆どの染料に含まれています。
やり方は、染める薬液の1剤と2剤を少しだけ出して、混ぜ合わせて綿棒などで皮膚の薄い二の腕の内側に10円玉くらい塗ります。
乾いたらカットバンなどで密閉し、そのまま48時間過ごしてください。
その後カットバンを外し、赤くなっていなければヘアカラーしても大丈夫ですが、赤くなっている。かゆい。など変化がありましたらヘアカラーはやめておきましょう。
市販のヘアカラーで失敗せずに髪を染めるコツ
市販のヘアカラーで髪を染める際のポイントをまとめると、以下の5つになります。
- 下準備はしっかりとおこなう
- ブロッキングする事で色ムラを防ぐ
- 薬剤は下から上へ順番に塗り、フェイスラインとてっぺんは一番最後
- 刷毛を上下左右、3回動かす事で塗り残しを防ぐ
- ヘアカラーは乳化させてから洗い流す
ムラなくきれいに均等な色に染めるには、順番どおりに均等に薬液をつけ、キレイに洗い流すだけです。
ヘアカラーに必要な物
- ヘアカラー
- 刷毛
- カップ
- 新聞紙
- いらないタオル
- ケープ
- コールドクリーム
- 使い捨てのビニール手袋
- 耳キャップ
を用意しましょう。
カップはヘアカラーについている物もありますが、豆腐などの空きパックでも十分です。
もし今後も使うようであればネットでも安く売っていますので刷毛とセットで買ってしまうのもいいと思います。
下準備
まずフェイスラインにコールドクリームを塗りこみます。
耳の周りも塗りこむようにしておくと後で薬液が染み込まないのでしっかり塗っておきましょう。もしコールドクリームがない場合は「オロナイン軟膏」でも代用できるそうですよ。
その後、耳キャップをして耳に染料がつかないようにカバーします。
5つにブロッキング
同じ頭でも、うなじとてっぺんでは体温が違いますし、根元から毛先までヘアカラーをむらなく染める為にもブロッキングは必要です。
初めに耳を基準に後頭部の髪を上下に分け、後頭部の上側の髪をを左右に分けます。
更に横の髪を左右に分けておきます。(図参照)
ブロッキングした髪が邪魔にならないようにピンで留めていきます。
塗る順番とコツ
タオルとケープを首に巻いて、下に新聞紙を広げて薬液が落ちて汚れるのを防ぎましょう。
ここで薬液を作りますが、薬液は空気に触れると染まる力が働いてしまいますから、必ず塗る直前に作るように。
ヘアカラーは基本的に下から上に塗っていきます。
理由は、頭頂部やフェイスラインに近づく毎に体温は高くなり、そこから染まりやすくなるので、先に染まりにくい体温が低い所に薬剤をのせるためです。
具体的には図の①から⑤の順番に塗っていきます。
刷毛に沢山薬液がついていたり、少なかったりする事が色むらの原因となりますので、刷毛に薬液を均等に乗せるように気をつけて下さいね。
そのまま1センチずつスライスしながら上にあがって頭頂部まで来たら、一番最後にフェイスラインを塗り、その後、頭をラップで包みましょう。
ヘアカラーは頭皮の体温で染まりますから、頭皮の体温を逃がさないようにする事が大切です。
規定の時間だけおいておいてから流しましょう。
塗り残しを防ぐ、上手な刷毛の使い方
刷毛(ハケ)は上下を塗った後にもう一度横に塗ること(合計3回)で根元などの塗り残しを防げます。(図参照)
根元以外は刷毛の後ろのくしを使って、よくとかす事で塗りむらを防げます。
その時、髪に対して刷毛を直角にすると薬液を落としすぎず、均等にのばしやすいです。
流す時のポイント
ヘアカラーを洗い流す際は、必ず初めに、薬剤を乳化させます。
オイルクレンジングを乳化するように、初めに少し手にお湯をつけて頭の上で全体的にくまなく乳化させてからシャワーを使うようにしましょう。
しっかり乳化した後に、色が出なくなるまでシャワーで流してから2回シャンプーするとタオルにも色落ちしません。
ヘアカラーをした後の髪のお手入れについて
ヘアカラーをした直後の髪はとってもナイーブな状態になっています。普段はしてなくても、必ずトリートメントをしてあげてくださいね。
具体的には、シャンプー、トリートメント、コンディショナーの順番です。
トリートメントは髪の内部に栄養を与える物で、その上に膜をかけて栄養を閉じ込めるのがコンディショナーの役目です。
そして髪の退色を防ぎ、長持ちさせたい方は、アウトバストリートメントがおすすめ。
ヘアカラーの後は、キューティクルが開いたまんまです。そのままにしておくと、そこから髪の栄養や水分がどんどんと抜けていって、髪の色も一緒に抜けてしまいます。
お風呂から出た後、髪が濡れた状態でオイル系かミルク系のトリートメントをつけて、しっかり栄養&水分補給をしてあげましょう。
もし失敗してしまったら?
ヤバイ!失敗しちゃった…と思ったら、1週間くらいあけてから再度おこなうようにしましょう。
ヘアカラーはキューティクルを開いて色素を変えるものなので、完全に閉じていない間の染毛は痛みを促進してしまいます。
ただし、明るくなってしまった髪を暗めに戻すのには問題はないのですが、暗くなり過ぎたものを明るくする場合には、2.3週間後にまた髪が明るくなるのを待つ方が得策です。
無理に明るくしようとすると、むらができたりするだけでなく髪の損傷が激しくなってしまうだけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はおしゃれ染めに使う、ヘアカラーについて特に迷いがちな色の選び方に重点を置き、自宅で染める際の流れとポイントまでお話させていただきました。
社会人の方はそうそう派手なカラーを使えませんが、1~2トーンまでの明るさに抑えながらも、他の人とは少し違う色味を演出してみるのも楽しいかと思います。
また、学生さんやおしゃれを存分に楽しめる環境の方にとっては、理想のイメージ実現に役立つ情報になってくれれば嬉しいです。
これからも、新しい自分に出会う楽しみを知って、どんどん綺麗になっていきましょう☆
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